クリニック周辺が停電した場合の電子カルテ運用について、院内サーバー型とクラウド型で比較してみます。


停電なぅ / masterq

院内サーバー型

停電になると、サーバーは接続されているUPS(無停電電源装置)から電源供給されるようになります。 機種にもよりますが一般的なUPSが動作できる時間は数分です。UPSの目的は、電子カルテ運用を続けるためにあるのではありません。本来の目的は、この数分のうちにサーバーを安全にシャットダウンさせることにあります。

サーバーを安全にシャットダウンすることで、電源復旧後にも、サーバーが故障せずに起動させることができるのです。

肝心の停電中なのですが、データが保存されているサーバーが停止している以上、電子カルテを使うことができません。 電気が復旧した後に、サーバーやパソコンなどの機器を起動し電子カルテを再稼働させることになります。

クラウド型

停電した場合、インターネットに接続するためのモデムも電源がOFFになります。このため、一時的にインターネットが使えなくなります。 しかし、予備のモバイル回線(イーモバイル、スマートフォンのテザリングでOK)を準備しておけばインターネットは使えますので、電子カルテ運用を停止させることなく診療を続けることができます。

完全クラウド型電子カルテMedibase

まとめ

  • 予備のモバイル回線を準備していれば、停電したとしてもクラウド型電子カルテでは運用が止まらない。

停電時のデスクトップパソコンやプリンタはどうなるか

ノートパソコンはバッテリーを搭載しているので問題ありませんが、バッテリーを搭載していないデスクトップパソコンやプリンタはそのまま電源OFFになります。 急に電源OFFになったパソコンは故障の原因になりかねません。電気が復旧したあと、起動したパソコンが故障していると診療再開に支障をきたしますので、電子カルテを使うパソコンはノートパソコンがお薦めです。

これらは、院内サーバー型であってもクラウド型であっても同じです。