医療機関では必要に応じて血液検査が行われます。

医療機関は検査会社に対して血液検査を依頼し、検査会社から検査結果を受け取るのですが、電子カルテを導入している医療機関の場合、具体的には、以下のような手順で進められます。

  1. 血液検査をする。
  2. 電子カルテを操作し、検査依頼ファイルを作成する。
  3. 作成した検査依頼ファイルを、USBメモリにコピーする。
  4. 採血した検体およびUSBメモリを、検査会社に渡す。
  5. 検査会社は、検体およびUSBメモリ内にある検査依頼ファイルから、血液検査を実施します。
  6. 検査会社は、血液検査結果ファイルを作成し、USBメモリにコピーします。
  7. 検査結果伝票およびUSBメモリを医療機関に返却します。
  8. 医療機関は、USBメモリ内にある検査結果ファイルを電子カルテに取り込みます。

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これは、電子カルテを導入している医療機関では、ごく一般的な運用なんですが、実は、この運用には問題が2点あるんです。それは、

 

  • 午前、午後の診療の前後に、検査依頼ファイルをUSBメモリにコピーする、検査結果を取り込む、というユーザーの作業が発生する
  • USBメモリ紛失による個人情報流出のリスクがある

ということです。

 

ファイルをUSBメモリにコピーしたり、電子カルテに取り込んだり、意外と作業コストがかかるんです。しかも、作業が発生するということは、人的なミスが発生する可能性も含まれるということでもあります。依頼ファイルをUSBメモリにコピーし忘れたとか、コピーするファイルを間違ったとか。

また、万が一、USBメモリが紛失してしまうと、個人情報流出などのリスクもゼロではないということです。

 

今回、これらの問題を解決するため、オンライン検査依頼・検査結果受け取り機能を追加しました!

 

オンライン検査依頼・検査結果受け取り機能

オンライン検査依頼・検査結果受け取り機能とは、検査依頼ファイルを検査会社に送る・検査結果を受け取るという作業を、オンラインで済ませてしまおう、という機能になります。

つまり、検査依頼ファイルをUSBメモリにコピーしたり、USBメモリから検査結果ファイルを取り出したりする必要がなくなるということです。

午前・午後の診療の前後に発生していた作業がゼロになるんですから、血液検査を実施される医療機関様では、業務を大きく効率化できるのではないでしょうか。

 

仕組み

仕組みはすごく簡単です。

医療機関は、検査依頼ファイルを電子カルテクラウド上に置くことができ、検査会社はその検査依頼ファイルを電子カルテクラウド上から受け取ることができるのです。つまり、電子カルテクラウドを介して、検査依頼ファイル・検査結果ファイルの受け渡しをすることができるんです。

 

セキュリティ

検査会社は、電子カルテクラウドにアクセスすることができ、検査依頼ファイルの受け取り・検査結果ファイルの送信をすることができます。当然ながら、それら以外の操作はできないので、患者のカルテ情報を見たりすることはできません。

もちろん、医療機関が電子カルテクラウドにアクセスする時と同様、検査会社もVPN接続必須なので安心です。

 

メリット

メリットは2つ。

  • 検査依頼ファイル、検査結果ファイルに関する業務コストが減る。(医療機関、検査会社ともに)
  • USBメモリ紛失による個人情報流出のリスクが無くなる。

 

この機能を使ってもらうことで、忙しい医療現場を少しでもラクになればいいと思いますし、空いたリソースで患者サービスの向上→集患に繋がればいいなと思います。